さかりょうです。
YouTube動画公開しています。
先日購入したツバメノートの福袋に「ユポ A5 メモ」というユポのメモノートが入っていました。
「ユポ」とは合成紙で撥水・耐水性が高いため、屋外用のポスターや飲食店のメニューに使われることが多いです。
また、選挙の投票用紙にも使われているので、投票に行ったことのある方はユポ紙に文字を書いた経験があるわけです。
そんなユポ紙にさらに特殊加工を施して水性インクでの筆記を可能にしたのが、今回入っていた「ユポ A5 メモ」です。
インクによっては独自の発色を見ることができるとのことで、ツバメノートさんのX(旧Twitter)にさまざまな試筆画像が上がってました。
〇紙博限定商品『ユポA5メモ』
— ツバメノート株式会社 公式 (@TSUBAME__NOTE) 2023年9月15日
独特の書き心地で有名な合成紙
ユポでA5メモを作りました!
今回使用したユポは、鉛筆・油性ボールペンなどはもちろん、特殊な加工により万年筆(水性インク)での筆記が可能です(珍しい)。
特に万年筆のインクの色によっては独特な発色をすることがあります🖋️
続く↓ pic.twitter.com/R2DlMxGIjR
〇商品詳細
— ツバメノート株式会社 公式 (@TSUBAME__NOTE) 2023年9月15日
ユポA5メモ
サイズ:A5(148×208㎜)
本文:筆記用ユポ 30枚 無地
製本:横糊メモ
価格:¥990(税込)
*紙博 in 東京 vol.7の数量限定商品です。
*売切れになる可能性もございます。
*今後の製造予定は未定です。
*写真にある2穴は商品には開いていません。 pic.twitter.com/s63yDrXgjy
私は万年筆インクで発色実験はできないのですが、手持ちの筆記具で書き心地を試してみましたよ!
書き心地を画像でお伝えすることはできないのですが......
動画でも語彙力がなさすぎて全く伝えることができていません(^^;;
アナログで書くのが好きな方は、ぜひユポ紙を手に入れて試していただきたいです。
一番書き心地が良かったのは、シャーペンと油性ボールペン(ジェットストリーム)。
ゲルインクボールペンは、メーカーや太さで異なる結果となりました。
サラサラとスベスベの違いはうまく言えないのですが、書いたときの感触です(^^;;
少し引っかかる感じがしたのは、紙の繊維が引っ掛かるわけではなく(繊維感はないので)、摩擦を感じたんですね。
そして、紙の上で止まる感覚も引っ掛かるわけではなく「滑らない」感じです。
難しい! あくまで個人の感覚です。
EMOTT(エモット)は書いてすぐに滲んで太くなるのが面白かったです。
最初は「太く書ける」と思いましたが、ゆっくり書くと滲むことに気付けました。
撮影するとき、下にコピー用紙を敷いているので、裏に書いた文字などが透けて写ってますが、実際は全然気になりません。
ケセラメはラメがきちんと出てるけど、デュアルメタリックはイマイチですね。
マルチ8は色鉛筆のはずなのに、ペンに見えてしまう。
日付印、問題なく押せたんですが手で擦ってしまいました;
インクによって乾きが遅いので気をつけないと。
万年筆はこんな感じ。
どれもとても書きやすかったです。
一番古いプラチナ万年筆のデスクペンはEFなのに筆圧ほとんど要りませんでした。
色彩雫はいつもより暗めの発色。
アルミ丸軸万年筆と冬将軍の組み合わせは普段から発色が面白いのですが、ユポ紙でも独特です。
潰れているのは、日経ウーマン付録のローラアシュレイ万年筆。
付属のブルーブラックで書きましたが......このインクはどこのものなんでしょう。
ローラアシュレイ万年筆は滲みの中に筆跡が残っているんですよ。面白い。
また、裏に書いたものたちは透けていません。
ほとんど紙で抜ける油性ペンの「なまえ専科」さえも。恐ろしい紙......!
同じ月夜なのにプレピーとムーミン万年筆では発色が違います。
ムーミン万年筆のペン先辺りに前回のインク(黒)が残っているみたいなんですよね。めっちゃ洗浄したのに。
とにかく、面白くて楽しかったです(^^)
筆圧ゴリラの私ですが、筆圧をかけずに書ける(ややこしい)ので手が疲れにくいです。
腱鞘炎のときも良さそう。
今後の製品化は未定とのことですが、定番化は難しいでしょうけど、イベント限定品としてまた出してほしいですね。