さかりょうです。
先日、文具店で購入した「インクで綴る一筆箋」と「インクで綴る原稿用紙」。
インクが滲みにくい、裏抜けしにくい専用紙で作られた一筆箋と原稿用紙です。
万年筆で試し書きをしたら、 それぞれとても興味深い書き心地でした。
「インクで綴る一筆箋」は4種類。
それぞれ、罫線タイプが2柄×5枚ずつ、原稿用紙タイプが2柄×5枚ずつ、計20枚です。
紙は「新奉書風」で「和紙のような質感」「柔らかく凹凸のある紙」とのこと。
確かに、和紙のような手触りで凹凸を感じました。
ただ、私の知っている和紙はペン先が引っかかったり、インクが滲む印象がありますが、こちらの紙はそんなことがなく書きやすかったです。
「インクで綴る原稿用紙」も4種類販売されているようですが、私が行った文具店には2種類しかありませんでした。
ハガキサイズで168字詰、31枚入っています。
「レリーフG」の紙は「ガルバスCoC」で「柔らかく沈み込むような書き心地」「インクの発色が良く」「しっとりした質感」とのこと。
触り心地は「しっとり」しています。
そして、実際に書いてみると「沈み込むような書き心地」でした。
とにかく、どの万年筆も書きやすいです。
「フラワーS」の紙は「SUKEKAKE」で「すりガラスのような透け感」「硬い書き味」「書きごたえがあり」「パリッとした質感」とのこと。
まず、一筆箋や原稿用紙レリーフGと比べてかなり薄いです。
一言で言うとトレーシングペーパーを硬くしたような感じ。
書き味は確かに硬いのですが、不快な引っかかりはありません。とても不思議。
一筆箋の「新奉書風」と原稿用紙の「ガルバスCoC」は透け感がなく、原稿用紙の「SUKEKAKE」は透けているのがわかります。
どの用紙も模様は濃い色と薄い色で描かれていて、薄い色はなぞり書きを楽しめます。さらに自分で描き足しても良いとありますが、絵の描けない私にはハードルが高いのでやめておきます(^^;;
3種類の紙に書いてみて、紙によってこんなにも書き心地が変わるのか!とビックリしたし、楽しかったです。
普段、なかなか言うことを聞いてくれない万年筆がサラサラ書けたりして、万年筆沼+インク沼に加えて紙沼もあるんだなぁと;)
私は「ガルバスCoC」の書き心地がとくに気に入りました。
書写を楽しみたいと思います(^^)
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