さかつれづれ

さかりょうの雑記帳です。

理解と妨害

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さかりょうです。

NHKの朝ドラ「虎に翼」をちょこっとだけ観ています。

ガッツリ観ているわけではないので、重要な部分を見逃していることも多々あるかと思いますが......

穂高先生、また寅子を辞めさせるんですか?

寅子を法曹界に誘っておきながら、弁護士事務所を辞めさせて、そしてまた司法省を辞めさせようとするんですか?

最初は、寅子を始めとする女子学生たちを優しく見守り導く理解者だと思っていました。

寅子のお父さんが逮捕されたときには弁護士として助けてくれてカッコ良かったです。

しかし、寅子が多忙を極めて倒れてしまったとき、寅子を辞めさせるのが最善策だったのでしょうか?

辞めたほうが良いと勝手に決めつけて、先回りして寅子の雇用主に話をつけてしまった。

そして今回も、寅子が仕方なく司法省で働いて苦しんでいると勝手に決めつけて、新しい仕事を見つけてくるなど。

人を助けたいという弁護士としての意識があるのかもしれませんが、弁護士だからこそまず当人の話を聞きましょうよ。

理解者だと思っていた人が実は1番の妨害者だったパターン、残念です。

本人は悪気がない、むしろ相手のためを考えてやっているので尚更良くない。


ちなみに、優三さんが亡くなってしまった今、私の推しは桂場先生に絞られました。

最初のころ、寅子が優三さんにお弁当を届けに行ったシーンを見たときに、桂場先生と寅子、結婚するのかなと思ったんですよね......

今回、ずっと渇望していた「はて?」が出た瞬間の桂場先生の表情と言ったら!




おまけの昔話。

勤務先の社長(男性)は、女性従業員に対してとても理解のある人でした。と思っていました。

「お子さんが病気になったときは気兼ねなく休んでくださいね、ほかの皆でフォローしますから」というポリシーで、救われた人がたくさんいたことでしょう。

子育て中の女性が働きやすい職場にしようと考えてのことだったら本当に素晴らしかったのですが。

あるとき「社長育成プログラム」を始めるということで参加者を募り、意欲のある女性が数名応募したのですが「通常業務が終わったあとに勉強会をします。女性は家庭のことをやらないといけないから参加は無理でしょう」とやんわり却下。

女性には期待してないから、できる範囲で業務を手伝ってくれればいい、というのが本音でした。

理解者を装って妨害者だった、私の人生の中で最悪人物のひとりです。

その後、意欲のある女性たちは数年おきに退社、いわゆる独立起業しまして、勤務先は数年後に廃業に追い込まれました(大まかに言うと、独立した女性たちにお客を取られてしまった)。

あ、ご心配なく、私は廃業する前に辞めてましたから;)